どうもひょろガリーマン(@30muscle)です。
去る2019年8月17日(土)…
待ちに待った『「三土手大介×児玉大紀」ベンチプレス最新テクニックセミナー&パーソナル』が開催されました!
申し込み開始直後に申し込みをしたので、丸2ヵ月待ちました…
もちろん即申し込み!
いつもと違って数日に分かれていないので、本気で先着順。— ひょろガリーマン@筋トレ (@30muscle) June 5, 2019
この時はちょうど80.0kgから伸びないわ…と感じていた時期(その後、一度85.0kgにいったけど、体を痛めてまた80.0kgに逆戻り中)。
ベンチプレスセミナーやってくれないだろうか…と本気で感じていた時期でした。
そのため、開催の告知がされた時は即飛びつきました!
そんなベンチプレスセミナー…
参加してきた率直な感想や内容の一部を紹介します。
※あくまでも感想なのでネタバレはしていません。最新テクニックの暴露を期待されている方は、こちらで読むのをやめることをオススメします。
Part1.児玉大紀
まずは児玉大紀氏のパートから。
今回は去年行われた究極のパワーリフティングセミナーのおさらい的な部分も含みつつ、現在児玉氏が行っている最新のトレーニングメニューまでを話してくれました。
内容としては、これはどうか、という質問形式を中心に行われました。
例えば、バーはラックアップ時(構えた時)と動作後(下ろしてから挙げた後)はそれぞれどっち側にあるか、といった感じ。
これの場合は、ラックアップ時の方が頭側にあるか、腹側にあるか、そして動作後はどっちにあるか、という感じです。
どれもこれも全員頭をフル回転。ただ聞いているよりも身につく形になっていました。
また、肩甲骨の上にバーが乗っていることは変わらず話されていました。
こちらについては去年のセミナーでも話しています。
肩甲骨の上にシャフトが乗る感覚は本当に難しく、こればかりはとにかく練習して感覚をつかんでいくしかないそうです。
人によっては手のひらの上の方だったり、あるいは手のひらの方だったり。
こういうところも含めて自分が一番しっくりくる感覚をつかむしかないということみたいです。
現在やっているトレーニング方法については実は目から鱗というよりも、「あ、これ身体を痛める前に自分がやっていたやつだ…」となったことが収穫でした。
よし、また練習戻そう。と思った次第です。
Part2.三土手大介
三土手氏はベンチプレッサーではなくパワーリフターなので、専門的な話というよりも4スタンス理論に基づいた体の使い方がメイン。
時間が限られている中なので、前回のセミナーでは全タイプの解説はされませんでした。ビッグ3全部のセミナーでしたから、そりゃ無理な話です。
しかし、今回はベンチプレスにテーマを絞っているので、ベンチプレスの時、カラダをこう使うといい、ということが徹底解説されました。
大きく参考になったのはふたつ。
ブリッジの組み方とリストラップの巻き方です。
これらは自分のやりたいようにやっていて、なんでそうしているのか、と訊かれたら理論的に答えられる人はほぼいないでしょう。
実際、リストラップの巻き方の解説動画などを見ると「方向は自分が巻きやすい方で」と言っているものがほとんどです。
4スタンス理論のことを信じていない、あるいは体感したことがない人にとっては眉唾でしかないかもしれませんが、今回のセミナーのセミナー含め、体感した方はそれが嘘ではないことが分かったと思います。
というか、4スタンス理論を知らなくても、体の動かし方ひとつで動きがわかることは日常的に経験しているはずです。
ブリッジの組み方
「トップ選手の真似をした結果、かえって悪くなることがある」といったことは三土手氏がよく言われること。
要するに自分のタイプと違うことをやると悪い結果を生む可能性がある、ということです。
例えば、トップリフターの解説で「ベンチ台は挟んだ方が力が出る」というのを時折見かけますが、これは人によってはむしろ逆効果です。
実際、児玉さんは前回も今回もベンチ台を挟むことがポイントです、とは一切言っていません。
挟んだ方が力が出るのは脚を内旋させたほうが力が出るタイプです。スクワットだと膝が内側に入っても大丈夫なタイプですね。自分はこのタイプです。
ブリッジの組み方の秘技については過去に『がんばるフィットネスぺーこ』のぺーこさんの動画でも紹介されていました。
重要な部分はカットされていますが、4スタンス理論に触れたことがある方はなんとなく答えが出るはずです(実際、自分はこの動画を見てから組み方を変え、今回正解だったとわかりました)。
リストラップの巻き方
リストラップの巻き方は自分の中でかなり気になっているところでした。
先ほどのブリッジの組み方でも書いたように、自分は内旋タイプです。そのため、リストラップも内巻きのほうがいいんだろうと考えていた時期がありましたが、巻きにくい上に違和感があるので外巻きにしていました。
しかし…
結論から言うと、考えた通り内巻きが正解でした。
正直、超苦手なんだよなー…と思いつつ、こればかりは何度も巻いて慣れていくしかありません。
パーソナルで言われたこと
順番的に自分は三土手氏のパーソナルを受けてから児玉氏という流れ。
三土手大介パーソナル
まずは三土手氏に見てもらいましたが、なんかもーグダグダ…
バーがラックに当たるわ、台への座り方から指摘されるわ、下ろす位置は直されるわ…
4月にパーソナルを受けてから結構よくなったつもりでしたが、ひどい有様でした。
問題点 | 改善点 |
---|---|
位置が深すぎる | 少し浅めにすることで解消 |
実は4月のパーソナルの時は「浅すぎ」と指摘されたので、そこから深めに寝るようにしていたのですが、今度はいきすぎていたようです。
深く座るとラックアップが楽になるので、そこに甘えていた部分があったかもしれません。
また、深く寝ることでラックが視界に入り、上げ下げするときに無意識にそこを意識してしまっているといったこともあったようです。
もちろん、改善後はラックにバーが当たることはなくなりました。
問題点 | 改善点 |
---|---|
1レップごとに刻み過ぎている | つながるようにスムーズに |
ある意味丁寧に、ではあるのですが、1レップごとに途切れているような形になっているといった問題点がありました。
これ、実は4月のパーソナルの時にも指摘されているのですが、なかなか思うようにはいかないものです。
見ていただいている時には改善できましたが、これをちゃんとモノにできるかどうかが今後の課題です。
児玉大紀パーソナル
三土手氏のパーソナルを受けて大分改善された模様(さっきの指導聞いていたけど…的なことを最初に言われた)。
おそらくですが、今回はいい順番で指導を受けられたと思います。
児玉氏に言われたことは、やはり肩甲骨とバーの意識。
そして、20.0kgのバーだからといってポンポンと上げ下げしないこと。
つまり、20.0kgだろうと限界重量を扱うときのようなコントロールをしっかりすることが重要である、とのことです。
前回のセミナーでもシャドーベンチの重要性や20.0kgのバーだけが一番難しいということを言われていましたが、今回もその話がありました。
ここをしっかり丁寧にできるようになるかどうかが今後の課題ですね。
最後に
やはり、レジェンドから直接講義、指導を受けるのは気づきばかりです(気づきというか改善点)。
一人でやっている自分にとってはこういう機会は本当に貴重です。
また機会があったら、絶対に参加します!
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