パワーリフティング

『究極のピーキング理論』レビュー。ピークを作るために必要なトレーニング内容や重量設定など

これまでノーリミッツの三土手氏が発表してきたのは、ビッグ3のトレーニングに焦点を当ててきたものが中心でしたが、去年2019年にノーリミッツの代名詞ともいえるリポーズをDVD化した『究極のリポーズ』を発売。

そして、今回もビッグ3に関するトレーニングについてではなく…

ピーキングに関する書籍が発表されました!

その名も『究極のピーキング理論』

『究極』シリーズはビッグ3はすでに出そろっていましたが、これでトレーニング、ケア、試合に向けて…と一本の線が繋がる状態になりました。

パワーリフティング系のジムに所属していたら、自然とピーキングについて知ることができると思いますが、自分のように一人でトレーニングしている、あるいはこれから試合に出ようという人は必読の書籍となります。

『究極のピーキング理論』を紹介するにあたって

『究極のピーキング理論』はこれまでのシリーズのように、次のトレーニングから取り入れてみよう、これをやってみたらよくなりそう、とすぐに効果の実感やイメージができるものではありません。

そのため、これから初めてピーキングを行おうという自分が効果のほどを書くのはお門違い、というか書ける由もないので、どういったことが書かれているか、どういったことが参考になるかといった部分に焦点をあてて紹介します。

ピーキングとはこういうものである

当たり前といえば当たり前なのですが、ピーキングとは何ぞやということが知れます。

パワーリフティングの大会に出たことがあるなしに関係なく、パワーのトレーニングをしている人であれば少なからず一度は耳にしたことがあると思いますが、

  • どういう期間で?
  • どういった重量設定で?
  • 大会前に持つべき重量は?

といったことを明確に答えられるのは、過去にピーキングを行って、しっかりと成功したことがある人ぐらいでしょう。

先ほども書いたように自分は今回初めてのピーキングを行うので、単語や効果ぐらいは知っていましたが、上記の答えを持っていませんでした。

大会に出る予定だが、指導者がいない環境でやっている場合、『究極のピーキング理論』があれば、試合に向けてのピーキングの計画を立てられるようになります。

ビッグ3ごとのピークについて

とくにポイントとなるのはビッグ3ごとのピークの違いでしょう。

スクワット、ベンチプレス、デッドリフト…

これらがすべて一緒かと思ったら、そうではないのです。

この辺は、これまでピーキングを行ったことがあるけど、同じサイクルで調整していた…という場合は改めて確認という意味でやはり読むことをオススメします。

重量設定やセット数、補助種目について

ピーキングの肝は期間と重量設定、セット数をどうするか、そしてどういった種目をやるかを考える必要がある、ということが『究極のピーキング理論』を読むと明確にわかります。

ピーキングは大会に向けて徐々に感覚を研ぎ澄ませていったり、身体を作っていったりすることであるのは経験者はもちろんのこと、未経験者でもなんとなくわかる話です。

では、その期間にやるトレーニングの重量や内容を正しくできているかどうかに対して、自信を持って「YES!」と言えるかどうかも、ピーキングの成否に関わるといってもいいでしょう。

もし、過去にピーキングに失敗したことがあるといったことがあれば、過度なトレーニング、あるいは重量設定をしている可能性があります。

なにが違っているんだろう、という確認作業ができるテキストともいえます。

『究極のピーキング理論』を読んだ方がいい人

ここまでに書いてきましたが、以下のような方は『究極のピーキング理論』を読んだ方がいいです。

  • 大会に出る予定だが、指導者がいない環境でやっている
  • ピーキングに失敗した経験がある
  • そもそもピーキングをやったことがない
  • 『究極』シリーズをコンプリートしたい
  • 三土手氏のファン

あとは、大会に出る予定はないけど、自己ベストを更新したいという人も読むに越したことはないでしょう。

『究極のピーキング理論』を読まなくてもいい人

逆に読まなくてもいいという人は以下のような人です。

  • 自分でしっかりとピーキングできる(しっかりとした理論を持っている)
  • ピーキングについてしっかりと教えてくれる指導者がいる環境にいる
  • 大会に出る予定もないし、自己ベスト更新に興味がない(フィットネス目的でトレーニングしている、など)
  • そもそもピーキングに興味がない
  • 自分の理論以外一切信じない

しっかりと教えてくれる指導者がいる場合についてですが、この場合は勉強という意味で購入するのはありだと思います。

まとめ

今回、自分自身がピーキング未経験、初の大会に向けて初のピーキングといった中での紹介だったので、フワッとしたところが多いですが、何か参考になればと思います。

実際にピーキングをやってみて、成功したか失敗したかは大会レポートと一緒に報告できればいいなと考えています。