パワーリフティング

ノーリミッツで三土手大介氏のパーソナルトレーニングを初めて受けてきた!体験談と実際の変化は…?

どうもひょろガリーマン(@30muscle)です。

ついに来ましたよ!
おそらく、二度とないであろう10連休!

ひゃっは~~~!バカンスだ~!遊びまくるぜ~い!

……

と言いたいところですが、平成最後の日である4月30日(火)、わたくしめはノーリミッツで三土手大介氏の初パーソナルを受けてきました。

ボディメイク目的からパワーリフティング寄りのトレーニングに変えようとした時に『究極のスクワット』『究極のデッドリフト』の予約販売がちょうど始まったというのが最初のご縁。

そこから、廣戸先生のセミナーやら究極のパワーリフティングセミナーやらを受けることになったので、ノーリミッツ歴約9ヶ月になります。

他の方と比べると圧倒的に歴は浅く、とはいえ半年以上経っているのに、これまでパーソナルトレーニングだけは受けていませんでした。

しかし、今回、連休で時間が作れるぜ!ということで、満を持して三土手大介氏のパーソナルトレーニングを受けてきました!

連休中、羽を伸ばすのもいいですが…

某偉人曰く「休んだらそこで記録伸び悩みですよ?」です。

ノーリミッツのパーソナルトレーニングはどんな感じ?

ここからはノーリミッツさんのパーソナルトレーニングがどんな感じか、また実際に受けてみてどうだったかを書いていきます。

自分自身のメモ的な部分も大きいので、今回の内容は万人がこうすればいい結果が生まれるというものではないので、その点はご注意を。

カウンセリング

今回は初回ということでカウンセリングから。

パワーリフティング歴や過去・現在の怪我、身長と体重、今回指導してもらいたいことなど、ヒアリングシートの記入をします(せっかくだから写真を撮っておけばよかった…笑)。

もちろん、パーソナルトレーニングですし、指導してもらうために来ているので嘘や格好つけはもちろんなし。悩みなどはしっかりと書くべし!です。

記入が終わったら、それを見ながら三土手氏のカウンセリングが始まります。

これはパワーリフティング歴や目的で変わってくると思いますが、私の場合は以下のような感じ。

  • パワーリフティングの試合はまだ出ていない(最下位確定のため)
  • 元々はボディメイク寄りでトレーニングしていてジム歴は4年ほどだが、重量狙いを始めてからは1年ほど(元々は軽めの重量でやっていた)
  • 週2トレーニング
  • 3月に左脚の付け根を痛め、現状も少しだけ痛い
  • 体重は59kg級の範囲内でいきたい

といったところを踏まえながら話しました。

ひとつずついただいた回答を書くと…

・パワーリフティングの試合はまだ出ていない(最下位確定のため)
→まずは出てしまったほうが伸びる傾向にある。上には上がいるので、納得してからと言っていたらいつまでも試合に出られない。


・元々はボディメイク寄りでトレーニングしていてジム歴は4年ほどだが、重量狙いを始めてからは1年ほど
・週2トレーニング
過剰トレーニングである、またトレーニング計画がされていない行き当たりばったり。ギリギリの重量なので、エネルギーを回復に回せない。トレーニングボリュームを減らすべし。

また、毎回MAXを狙いすぎ(タイプB1に多いらしい…)。やりたいなら、最後じゃなくて余力がある前半にやる。


・3月に左脚の付け根を痛め、現状も少しだけ痛い
→スクワット時、左に偏ってしまう(右脚のほうが先に上がる)傾向にあることを伝えた


・59kg級の範囲内でいきたい
→まだ体重に余裕があるので、増やしていったほうがいい。通常時は61kgほしいところ

といった感じ。

ちなみにトレーニング内容を口頭で伝えるのは非効率なので、普段つけているシートを印刷して持っていきました(自分用なので、わからない表記などは都度確認)。

パーソナルトレーニングを受ける場合は、トレーニング内容がわかるものは絶対に持って行きましょう。

ちなみに、個人的には表にしているのですが、

  • ギア(各セットごとにどのギアを使っているか)
  • 重量
  • セット数と各セットのレップ数
  • 各メニューでかかった時間

これらを書き、表の下には各トレーニングの内容の所感を書くようにしています。

手書きでもいいのですが、こういうのはパソコンで作成して印刷したものを持っていくと丁寧だと思います。
(問診表は手書きだったので、汚い字ですみませんでした…!)

以下、いただいた改善点。

改善点

全体

まず何キロを挙げるか目標を立て、6週で更新を狙うメニューにする。

また、スクワットとベンチプレスは週2回でやっているが、どちらか1日は軽めにしてフォームを重視。

最初は今より扱う重量が減るが、不安がらずにまずはやってみること。

ベンチプレスは毎週2.5kg、スクワットとデッドリフトは5.0kgずつ増やしていく。行き詰まったら同じ重量、あるいは一度落としてやる。

ベンチプレス

今回、一番指導をいただきたかったのがこのベンチプレス。

ブリッジが低いことと明らかに重量の停滞を感じていたためです。

ブリッジは、ブリッジを高くするリポーズをひとつ教えていただいてからスタート。

普段やらないことなので、かなり痛くて本音は深呼吸をしているどころではなく、悲鳴をあげたいぐらいでした。

リポーズを終えたら次はしっかりと立つことから。こちらは究極シリーズで再三言われている重要事項ですが、全然ダメだったので改めてご指導いただきました。

やはり、DVDで見るのと直接指導していただくのとでは同じ内容でもまったく違います。

ブリッジの組み方も足から固めていた(足を床につけた状態から上体を固めていた)のを頭から組む形に大幅変更。それに伴い、足をベンチ台の上に載せる形に変更しました。

これは変更というより、ベース自体は元に戻ったというのが正しい言い方。

ルール改正にてベンチ台に足を載せるのが禁止になるかも、という噂を聞いて自分が試合に出ようと考える頃には適用されているのでは…という考えからでしたが、そんなことになるわけがない、と一蹴されました。

これも今回聞いておきたかった内容で、無知だなーと思われても今後のトレーニングに大きく関係してくるので、しっかりと確認できてよかったです。

ちなみに、このルール改正の協議は4年に一度とのことなので、変わるとしても4年後。それまでは心置きなく自分がやりやすい形でフォームが組めます。

また、ブリッジは苦しいぐらいでガッチリと組むというのは方々で聞いていたので、毎回キツイぐらいでやっていたつもりでしたが、全然でした。

今までの組み方が「ぐっ」なら、今日学んだフォームは「ぐぎぎぎーっ!」ぐらい強くです。

自分ではハッキリとわかりませんが、普段よりは多少高くなってたと思います。

ラックアップ後にシャフトを持ってくる位置も全然違うとの指摘もいただきました。

怪我するといけないのでここでは書きませんが、これを体感すると他の選手のスタートポジションにかなり納得です。

また、下ろす位置は自分がやっているよりも腹側に、とのこと。

先ほどルール改正の話がありましたが、過去に禁止された、いわゆる腹ベンチですね。こちらもとっくに解禁済みとのことなので、知らなかった方はメモです!(んっ?いないか?笑)

で…

毎セットご指導をいただきながら、

シャフトのみ→40.0kg→60.0kg→70.0kgときて…

ここで終わりかと思ったら、まさかのMAXチャレンジ。カウンセリングで釘を刺されただけに今回はないと思っていました…!

MAXチャレンジは一発の、ではなく、複数レップの、です。

なので、現在のMAXに設定している80.0kgの複数レップです。

80.0kgは調子が良くても2レップでしたが、本日はまさかの4レップ達成!

ラストは潰れるかどうかの踏ん張り挙げでしたが、初の生「イケイケイケ!」と、三土手氏とハリーさんの補助の安心感もあって挙げ切れました!

これで挙げれなかったら本気で申し訳ないの状態でした。笑
お二人に感謝!

サポートやパワーリフティング向けのベンチ台でやたことはもちろんですが、フォームで大きく変わると実感できました。

これをいかに自然なものにできるかはこれからの課題です。

スクワット

ベンチプレスの次はスクワット。

スクワットはここ最近重量が伸びてきている一方で、過剰トレーニングと言われた種目でもあります。

スロースクワットとポーズスクワット(ストップスクワット)も取り入れているのですが、これは正しく行わないとかえって悪い方向に働くとのことだったので、今後も取り入れる予定ではあるものの、間違いのないように取り入れていく予定です。

今回はもちろん通常のスクワットのみ。

シャフトのみからスタートして動きなどを見ていただきました。

まず、自分でも自覚しており、カウンセリング時にもお伝えした内容としては、限界重量やトレーニング後半になると左側に傾く(左足が遅れる)傾向にあるということ。

これが原因で3月頭ぐらいに左脚の付け根付近を痛めたので、ここはしっかりと見ていただきたいところでした。

結論から言うと、後ろから見ていると明らかに骨格自体が左側に傾いている、とのこと。そのため、気持ちの上で左脚を少し強く踏ん張る感じにしないといけないようです。

また、自分ではしっかりと深くしゃがめていたつもりですが、ほんの少し(それこそ2、3センチほど)試合の判定として見ると浅い、という指摘をいただきました。

意識することで直せる程度のほんのちょっとの差ですが、やはり試合で問題ない深さであるかどうかはプロに見てもらわないとわかりませんね。

このほんの数センチの差で扱える重量は変わってくるのは明白なので、深さもしっかりと意識しつつ、重量を伸ばしていくのが今後の課題です。

また、この深さを意識したことで、本来その場に留めておかなければいけない頭が多少上下してしまっているとのことなので、ここは直さなければいけないポイントとしてご指摘いただきました。ここも今後深さを出しながら意識しなければいけないところ。

スクワットに関してはその他は大きくは問題ないとのことで、自分の練習に対する意識は大きくは間違えていなかったとわかってほっと胸をなでおろした次第です。

デッドリフト

デッドリフトはワイド(スモウデッド)が迷走したことにより、一時期ナローに変えていましたが、今月から完全復活したばかり。

デッドリフトも大きくは問題ないとのお言葉をいただきましたが、細かい部分をご指導いただきました。

まずはシャフトが真っ直ぐに挙がっていないこと。前側にちょっと動いて挙げるみたいな感じ。小さく前側に弧を描くといったところです。

問題点となったとは、究極シリーズやセミナーなどで毎回出てくる重要キーワード『踏み圧』が抜けているということ。

その結果、常時グラグラしていて、今回のようなシャフトの軌道が生まれてしまったとのこと。踏み圧がしっかりしていない結果、60.0kg(ノーリミッツさんの初期セッティング重量)でもその動きが見られたと言われました。

それを改善するために行ったのが、一度挙げ、床につくスレスレの位置で止め、また挙げるというもの。

これをやると、あら不思議、踏み圧を意識せざるを得なくなるのです。

極端な話、最初は足の裏になにも感じない状態でしたが、これをやると地面に足がくっついているかのような強い一体感が生まれました。

これを常時生み出せるようになることで重い重量もしっかりと扱えるんだろうなー、と本気で実感。

また、フォームもご指導いただきました。

  • 足がちょっと近すぎる(2、3センチほどシャフトから離れた方がいい)
  • 最初から足を脱力しすぎ(構えた時から膝を曲げているから膝を伸ばした方がいい)
  • なるべく高い位置から始めたい(腰を落とし過ぎない。指先が触れたぐらいになったら、肩を脱力させてシャフトを握りにいく)

実際に見てみると確実に超細かいところです。

正直、プロの目じゃないと気づかない点だと思います。

他にも足と背中の連動が上手く出せていないとのこと。引き始める前に背中である程度引いておくぐらいの気持ちで、そこから挙げるといった感じ。

これに関してはラストでご指導いただいたので、次にやるときにそこを意識してやってみたいと思います。

まとめ

普段、自分一人でやっている、あるいは悩んでいる方は一度三土手氏のパーソナルトレーニングは受けてみた方がいいと思います。

「あれ?今まで自分が悩んできたことは何だったんだろう?」となるはずです。

  • 伸び悩んでいる
  • フォームに悩んでいる
  • トレーニングメニューが合っているかわからない

こういった方はそれこそマストです。次回からのトレーニングの質が何倍も変わるはずです。

自分自身、次回のトレーニングで意識や感覚がどう変わるかが楽しみです。

悩んでいるなら迷わずGO!ですよ!