どうもひょろガリーマン(@30muscle)です。
この記事を書いている2日前の4月30日(火)、人生初のパーソナルトレーニングをノーリミッツさんで受けてきました。
指導していただいたのは、パワーリフティング界のレジェンド三土手大介氏。
そちらで指導していただいた内容はこちら。
このパーソナルトレーニングでいろいろと指導していただき、課題を持ち帰り…
本日その課題を意識しながらトレーニングした結果、どのように重量が変わったか、どういった違いが生まれたかをまとめたいと思います。
重量の変化
先日のパーソナルトレーニングで、
- トレーニングのボリュームが多すぎ
- 毎回MAXチャレンジしすぎ
といった指導を受け、新しいトレーニングメニューを組んでいただいたわけですが…
設定重量は当日持っていった直近のトレーニング内容から作っていただいたものであるということと、正直どれぐらい重量が変わるかは一度試しておきたいという悪ガキ根性が働き、ひとまず現在どれぐらいの重量が挙げられるかを試してみました。
結果から言うと以下の通り。
種目 | 1RM | 増減 |
---|---|---|
ベンチプレス | 80.0kg | ±0 |
スクワット | 130.0kg | +10.0kg |
デッドリフト | 140.0kg | -10.0kg |
うん…
微妙すぎますね。デッドリフトについては10.0kgも重量落としていますし。
ただ、重量が上がった下がっただけで終わりでは意味がないので、それぞれ原因や気づきを書いていきます。
全体的なこと
まず、勘違いしてはいけないこととしては、一回指導を受けただけで劇的に重量が変わることはないということ。
もちろん、中には一気に5.0kgどころか10.0kg以上伸びる人もいるでしょう。
ただ、そういう人は元々それなりにフォームがしっかりしていたり、地力がある人だと思います。
要するに、自分みたいな手探りでやっているような状態の人はそう簡単には伸びないでしょう。
柔軟性にしろ筋力にしろテクニックにしろ、それらがたった1日…指導時間でいえば2時間で身につくわけがありません。
ここを勘違いしてしまうといけません。
今の自分がどこにいるか。
自分のことで言えば、大会に出ればビリ確定のトータル重量なので、どこから見ても見習いレベルです。
ここをしっかりと意識することで、腐らずにトレーニングを続けられるというものです。
ベンチプレス
ベンチプレスはプラスマイナスゼロという結果に。
要因としてはそもそもベンチプレス台の違いがあります。
今回は入り口の一番近くにあるパワーラインのベンチ台で行いましたが、普段使っているゴールドジムのベンチプレスと比べるとかなりやりやすかったです。
※画像はノーリミッツバーチャル見学ツアー!!ノーリミッツ内全部見せます!!より
公式ベンチプレス台はラック高を1~2cm単位で変えられるということ、爪が低いのでラックアップ時に乗り越える必要がない。これが一点。
もう一点は普段使っているゴールドジムのベンチプレス台よりも固かったということです。
ゴールドジムのベンチプレス台はちょっと体が沈む感じがありますが、今回使わせていただいたパワーラインのベンチプレス台は固めで全然体が沈む感じがありませんでした。
他のメーカーは使っていないのでそれぞれがどんな感じかはわかりませんが、少なくともパワーラインのベンチプレス台の固さは自分にとってはやりやすかったです。
フォーム
今回のパーソナルトレーニングでフォームの指導をいただき、大幅変更したのですが、こちらは少し前までやっていた自分がやりやすい組み方に近いものだったので、このフォーム変更自体がマイナスに働いたということは正直ありません。むしろ、プラスです。
ただ、ラックアップ後の構えは大きく間違えているとの指導をいただき、大幅に変更。これにより肩甲骨の意識がかなりしっかりとしました。
また、それとは別にフォーム改善後も肩受けになっていると教えていただき、そこで意識するポイントも教えていただきました。
これでなぜ重量が変わらないのかという話ですが、一朝一夕でできるものではないのでそこは仕方がないです。
肩甲骨の意識については去年の11月に行われた究極のパワーリフティングセミナーの児玉大紀氏のパートでも解説されました。
※動画は肩甲骨の意識に関するところからスタート
ちなみに、この動画でも触れられている「肘を誰かに押してもらっている感じ」がフォームを変えたことで何となく感じることができました。これまでのフォームより同じ80.0kgでも軽かった。
ベンチプレスは重量こそ変わっていませんが、ここをしっかりとコントロールできるようになれば重量アップは間違いなくできるでしょう。
スクワット
スクワットはフォームについては深さが多少足りないということと、骨盤が左に傾いているといった身体的な部分以外は大きく指導を受けませんでした。
そんな中、直近でも潰れた130.0kgが挙げられたのは、普段後半にやる重量を前半にやったから。その一言に尽きます。
ラックアップ時から重いとしか感じたことがなかったので、挙げられるかどうかは微妙なところでしたが、こなしているメニュー的にはいけるはずだと思っていたので、そこまで驚きはありません。
スクワットについては細かに指導をいただいたわけではないので、これに関しては地力の範囲内ということになります。
ただ、深さはパーソナルトレーニングを受ける前と同じぐらいの感覚だったので、おそらく多少浅いです。
「あ、浅いな」と思えるようになったのはパーソナルトレーニングを受けたからこそ。ここは大きいです。
ちなみに、普段のトレーニングは鏡を見ないで行っているので、それこそ感覚的に深さの判定が感覚的にできるようになれるか否かは自分にとって重要な課題です。
フォーム
上記の通り、とくに変更はなし。
デッドリフト
ベンチプレスは変わらず、スクワットは10.0kg自己ベスト更新となったわけですが、デッドリフトに至ってはまさかのマイナス10.0kg
これは指導内容を意識した上での結果なので、自分に合わないことを言われたのではないか…とか、指導していただいた内容と違うことしてる…?なんて思ってしまいがちですが、理由はシンプルです。
しっかりとしたフォームに改善したから、です。
しっかりとしたフォームにして重量落ちるっておかしくない?という話が出るかもしれませんが、デッドリフトは初心者でも高重量が扱えてしまう種目です。
めちゃくちゃ汚いフォームでも力任せに引っ張ろうと思えばある程度の重量を引っ張れてしまいます。
重量が上がってきたら、ある程度のところで頭打ちになるか、腰を壊すかのどちらかになりますが。
かくいう自分も汚いフォームである程度力任せに引いていたタイプです。
フォーム
力任せに引いていたというのは自分でも自覚をしており、『究極のデッドリフト理論』を見た時に改善をしようとしたことがあります。
ただ、その時も案の定重量が落ちてしまい、フォームを改善することよりも重量が落ちてしまうのがイヤだという方が勝ってしまい、結局改善をしないでここまできてしまいました。
結果、当然の如く指摘され、逃げていたポイントに引き戻されたというわけです。
重量が変わらないならまだしも、落ちたというのはジレンマを感じるのは確実なので、今後はデッドリフトが一番苦労しそうです。
ここを我慢できるかどうかが今後重量を伸ばしていけるかどうかにかかってくるのでフォームを戻せば重量も戻るという誘惑に負けずに取り組んでいきたいと思います。
まとめ
普段一人でトレーニングをしているわけですが、一人だと良くも悪くも自分で考えながらやらなければなりません。
三土手氏のパーソナルトレーニングは『究極のスクワット理論』『究極のデッドリフト理論』を見た時からずっと気にはなっていたのですが、ここまで違うものなのだなーと身をもって知ることができました。
もし、伸び悩んでいて距離的な問題や金銭的な問題がクリアできるようでしたら確実に一度は見てもらったほうがいいと思います。
今後のトレーニングに大きく違いがでるはずですから。
結果にどう反映されていくのか。
それは私もこれから身をもって確かめていきたいと思います。