パワーリフティング

三土手大介監修『究極のデッドリフト理論』は重量伸び悩みを打破できる!?

どうも。ひょろガリーマン(@30muscle)です。

2018年8月5日発売予定の三土手大介さんが監修した『究極のデッドリフト理論』ですが、先行予約で購入して先ほど見終えました。

デッドリフトを解説しているサイトや動画は探せばいくらでもありますし、見てきましたが、今回ほど勉強になったものは初めてです。

コアな部分はもちろん書けませんが、ネタバレにならない程度に感想を書きます。

このDVDを見た方がいいと思う方は…

  • フォームに自信がない方
  • フィニッシュで腰が反り返るあるいは反り返らせている方
  • 脛や膝に傷ができてしまう方
  • 重量を伸ばしたいと思っている方
  • 元世界王者のノウハウを学びたいと思っている方

などです。

ひとつでも当てはまるのであれば絶対に見るべき。

ちなみに、全編がほぼワイドスタンスで解説されているので、ボディメイクで主に使われているナロースタンスでやっている方はナロースタンスに置き換えて見る必要があります。

パワーリフターであればワイドスタンスの方が多いと思うので問題ないと思いますが、ナロースタンスでやっている場合はそこだけが少々難点ですが、大きな問題ではありません。

また、ボディメイクご用達のハーフデッドリフト(ラックプル)ではなく、あくまでもフルデッドリフトの解説になるので、その点もお忘れなく。

基礎と究極理論

『究極のデッドリフト理論』ではタイトルの通り、三土手選手のデッドリフトのコアノウハウが6項目に分けて解説されています。

  1. ○○○始めた所からがフォーム
  2. 初動で○○○をブラさず○○○に
  3. ○○○は常に○○○を維持する
  4. シャフトの○○○は常に○○○
  5. 安定する○○○の場所で引く
  6. ○○○しながら降ろしていく

こちらがDVDで解説される6つの究極理論です。
(○○○の部分は本編でチェック!)

その前にデッドリフトの基礎が30分ほど解説されています。

「えっ?究極理論は!? まさかの基礎!?」

と思いましたが…

ごめんなさい。
めっちゃ勉強になりました…

専門でやっていてフォームが固まっているという方はもちろん見なくていいと思いますが、少しでもフォームに自信がないとか、ある重量にいってから伸び悩み始めたという方は中級者以上でも絶対に見ておくべきです。

あー、これ知りたかった!という内容がきっとあるはずです。

1.○○○始めた所からがフォーム

これはもうほとんどの人ができていない内容です。
自分自身もできていないので、一項目目から耳が痛い話でした。

ボディメイクだから関係ないと一蹴されそうですが、そういうことではなく、本気でこれができている人はジムで見たことがありません。

私より明らかに筋トレ歴が長い人でもできていない、ということです。

ただ、これを意識しようとすると重い重量を扱っている場合、ひとつ大きな問題が出てきます。

これの解決法ももちろんDVDで解説されています。

2.初動で○○○をブラさず○○○に

1ができていない時点でこれができている人もほぼいません。
もちろん自分も…(以下略)

1ができないと必然的に初動で〇〇〇がブレてしまいます。

結果的に理想的なフォームで引けないという結果になります。

3.○○○は常に○○○を維持する

これも1と2ができていることが大前提です。
すべてが繋がっているということですね。

言われてみると確かにこれを維持できているとできていないのとでは引き方が全然違ってきそうです。

4.シャフトの○○○は常に○○○

これもやっぱりできていない方が多い項目です。

それこそできていれば膝や脛を怪我することはないという内容です。

DVD内でも話されていますが脛に傷がついていたら一人前みたいに言う方がいるようですが、本当はその逆で「脛に傷がつかないようになって一人前」とのこと。

他のデッドリフトの解説でも脛や膝を怪我に対して書かれているのを何度か見たことがありますが、個人的には今まで一度も怪我したことがないので、正直怪我をする人がいることが疑問ではあります。

5.安定する○○○の場所で引く

これは感覚的な部分も絡んできそうですが、これを意識することで「どこの筋肉を使うか」といった悩みが解消されるという内容。

デッドリフトを安定させるためにここは意識した方がいいとのこと。

6.○○○しながら降ろしていく

これはめちゃくちゃできていない人、多いですね。

ヒントになってしまいますが、とにかくドガンドガンうるさい人は全員できてない。

ちゃんとコントロールできていない証拠なのがこれを見ると本当にわかります。

この項目がちゃんとできてデッドリフト、というのがよくわかります。

まとめ

ボディメイクではなくあくまでも重量を伸ばすには?といった内容ではありますが、デッドリフトをやる上で正しいフォームは絶対に身につけるべきです。

私も体重から見るとそれなりの重量を引けますが、フォームが正しいかというと「それはない」と断言できたので、『究極のデッドリフト理論』を買ったわけですが、これは買って本当に正解だと思います。

この記事を書いた時点ではまだ実践していないので、今度はこれを実践してその効果を体感したいと思います。

『究極のデッドリフト理論』の詳細はこちら

後日談

こちらの記事を投稿後ツイートしたら、三土手大介氏にコメントいただきました。ありがとうございます!